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Jリーグ 1年前

浦和レッズが育てた最高傑作5人。原口元気、山田直輝…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:山田直輝(やまだ・なおき)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年7月4日
在籍期間:2009年2月〜2015年2月、2018年1月〜2019年7月
通算成績:83試合5得点11アシスト

 浦和レッズユース黄金世代の1人である山田直輝は、ジュニアユースで高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権大会と日本クラブユースサッカー選手権大会を制覇すると、ユースに昇格した2006年にはJサテライトリーグに出場。また、2007年に行われたFIFAU-17ワールドカップでは10番を背負うなど、将来を大きく期待された。

 2009年にトップチームに昇格すると、リーグ第4節の大分トリニータ戦からスタメンの座を確保。瞬く間に浦和の主軸になると、同年5月に行われたキリンカップ2009では18歳でサッカー日本代表に初選出され、代表デビューを飾ったチリ代表戦で本田圭佑の得点をアシストしてみせた。

 しかし、山田の才能に疑いの余地はなかったが、怪我がその後のキャリアを狂わせた。2010年1月に腓骨を骨折。同年6月に復帰したが、2ヵ月後に右腓骨を骨折してしまい再び長期離脱を強いられてしまった。その後も負傷と復帰を繰り返した同選手は、2015年2月に湘南ベルマーレへ期限付き移籍。2018年1月には浦和に帰還したが、同年6月にまたしても腓骨を骨折してしまい、ほとんどプレー出来ないまま2019年7月に再び湘南へ期限付き移籍し、2022年2月に同クラブへ完全移籍することとなった。
 

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