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Jリーグ 1年前

浦和レッズが育てた最高傑作5人。原口元気、山田直輝…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:関根貴大(せきね・たかひろ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年4月19日
在籍期間:2014年2月〜2017年8月、2019年7月〜
通算成績:292試合31得点44アシスト

 中学校進学とともに浦和レッズジュニアユースへ加入した関根貴大は、下部組織在籍時から各世代別代表に選出。2014年にトップチームへ昇格を果たすと、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で出場機会を得てプロ1年目からリーグ戦21試合に出場した。

 高い足元の技術を活かしたドリブル突破とパススキルを活かしてチャンスを演出した関根貴大は、2015シーズンから不動の存在に。翌シーズンにはヤマザキナビスコカップ制覇に貢献し、2017年8月に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に所属したインゴルシュタットへ渡った。

 しかし、インゴルシュタットや2018年7月にレンタル移籍したシント=トロイデンでは怪我もあり輝きを放てず、2019年7月に浦和へ復帰。Jリーグで再び輝きを取り戻すと2020シーズンから副キャプテンを務め、2021シーズンに天皇杯、昨季はFUJIFILM SUPER CUP 2022優勝に貢献している。それだけでなく、ここまで公式戦292試合に出場して歴代3位の44アシストをマークしている同選手は、浦和の最高傑作と呼ぶに相応しいだろう。

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