横浜F・マリノス　最新ニュース

明治安田生命Jリーグの各クラブは、2023シーズンの開幕に向けて準備を進めている。昨季5度目のJ1リーグ優勝を果たした横浜F・マリノスは、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて7人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。

DF：上島拓巳（背番号15）

生年月日：1997年2月5日（26歳）
前所属： 柏レイソル
2022リーグ戦成績：24試合0得点1アシスト

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　幼少期から柏レイソルの下部組織で育った上島拓巳は、U-18在籍時にサッカー日本代表DF中山雄太とセンターバックでコンビを組み、2014年に高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEAST優勝に貢献。その後は中央大学へ進学したが、2018年7月に2019シーズンからの加入が内定し、下部組織加入から約10年間過ごしたレイソルでプロキャリアをスタートした。

　上島の武器は185cmの長身を活かした空中戦の強さだ。抜群のジャンプ力で相手FWの上からボールを跳ね返し、攻撃時には強烈なヘディングシュートで相手ゴールを襲う。空中でも当たり負けせず、全くブレない体幹の強さは見事だ。またキック精度が高く、味方FWへの鋭い縦パスや正確なロングパスで攻撃の起点となる。

　ケヴィン・マスカット監督は昨季、センターバックで畠中槙之輔やエドゥアルド、角田涼太朗など様々な選手を起用していたが、J1リーグ終盤戦で主にコンビを組んでいたのはエドゥアルドと岩田智輝の2人だ。しかし、岩田は今冬にセルティックへ移籍。上島には岩田の穴を埋める活躍が期待されるが、果たして畠中らとの競争に勝ち、定位置を確保することが出来るか。

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