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2023年Jリーグ戦力値ランキング【川崎フロンターレ】昨季の問題は補強で解決? ピンチはチャンス、優勝に必要なのは?

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田生命J1リーグは17日に開幕する。アルビレックス新潟と横浜FCを加えた18チームで行われる今季のJ1で、横浜F・マリノスの連覇を阻止するチームは現れるのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。(数字は2月15日時点)


2位:川崎フロンターレ


監督:鬼木達
2022順位:2位(65得点/42失点)
2022成績:勝ち点66(20勝6分8敗)
戦力値:88(攻撃力22、守備力20、選手層23、勝負強さ23)


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 3連覇を目指した昨季は無冠という悔しい結果に終わった。一昨季開幕時から三笘薫、旗手怜央、田中碧が抜けたチームは選手層に問題を抱えており、ジェジエウや登里享平が負傷離脱していた最終ラインはやりくりに苦労した。さらにAFCチャンピオンズリーグなども含めた過密日程もあり、カップ戦はすべてベスト8にすら進めなかった。

 雪辱を期すためリスタートした今季、谷口彰悟が去った最終ラインに大南拓磨が加わった。レアンドロ・ダミアンと小林悠を上回る7得点を挙げた知念慶が抜けたが、宮代大聖の復帰と大卒ルーキー山田新の加入により前線の選手層に厚みが出ている。GK上福元直人、インサイドハーフやウイングなどをこなせるポリバレントな瀬川祐輔の加入も大きなプラス材料だ。

 昨年末に右足の手術を受けたレアンドロ・ダミアン、プレシーズンで負傷した小林悠や家長昭博を開幕戦では欠くものと見られるが、このピンチに台頭する若手が生まれれば、シーズン単位で考えたときにプラスになるだろう。新たなチャレンジの結実と新陳代謝の促進が、覇権奪回のカギになる。

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【了】

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