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欧州でプレーする10代の日本人サッカー選手10人。近未来のサッカー日本代表に推したい精鋭たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:髙橋仁胡


【写真:Getty Images】


生年月日:2005年8月17日(17歳)
所属クラブ:バルセロナ・フベニールA
経歴:クルナリャー

 スペインで育ち、アルゼンチン人の父と日本人の母を持つ髙橋仁胡は、日本代表のユニフォームを着ることを選んでいる。昨年5月にU-19日本代表としてモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に参戦し、初めて日の丸を背負った。その後はコンスタントに同代表の活動に参加し、現在行われているAFC U-20アジアカップにはU-20日本代表唯一の海外組として参加している。

 スペイン育ちの髙橋は、バルセロナの下部組織でプレーしている。左サイドバックが本職で、精度の高いキックをはじめとする高い技術が特徴だ。トップチームのベテランDFジョルディ・アルバをお手本としており、物おじしない積極的なプレーも魅力だ。

 トップチームでは19歳のアレックス・バルデがジョルディ・アルバに代わってファーストチョイスとなっている。髙橋が所属するフベニールは、アトレチックに次ぐサードチームだが、トップチームはそう遠くないところにあるはずだ。

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