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欧州でプレーする10代の日本人サッカー選手10人。近未来のサッカー日本代表に推したい精鋭たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:前田ハドー慈英


【写真:Getty Images】


生年月日:2004年4月2日(18歳)
所属クラブ:ブラックバーン・ローヴァーズU-21
経歴:傑志→ブラックバーン・ローヴァーズ

 イギリス人の父と日本人の母を持つ前田ハドー慈英は、昨年5月に開催されたモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に出場するU-19日本代表に選出され、初めて日本代表のユニフォームに袖を通した。香港で幼少期を過ごし、国内の強豪・傑志のアカデミー出身の前田は12歳でイギリスに渡った。

 ブラックバーン・ローヴァーズのアカデミーに在籍し、昨年7月にはプロ契約を結んだことが発表されている。今季はU-21チームで出場機会を得ており、プレミアリーグ2(U-21)では10試合に出場してアシストも記録。積極的な攻め上がりを得意とするプレースタイルで、サイドバックを主戦場としている。

 前田がプレーするブラックバーンU-21は同クラブのセカンドチームで、チャンピオンシップ(2部)で4位につけるトップチームはプレミアリーグ昇格の可能性を残している。トップチーム出場はまだないが、プレミアリーグデビューは決して遠い目標ではないだろう。

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