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急上昇中! サッカー選手市場価値アップ額ランキング11~15位【22/23シーズン最新版】

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:アマドゥ・オナナ(エバートン/ベルギー代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年8月16日(21歳)
市場価値の増加額:3200万ユーロ(約44.8億円/320%UP)
市場価値の変動:1000万ユーロ(約14億円)→4200万ユーロ(約58.8億円)
2022/23リーグ戦成績:27試合1得点1アシスト

 14位に入ったのは、セネガル生まれの大器アマドゥ・オナナだ。幼少期にベルギーへ移住した同選手は、名門アンデルレヒトやSVズルテ・ワレヘムの下部組織でプレーした後、2017年にホッフェンハイムの下部組織へ加入。2020年夏に移籍したハンブルガーSVでプロキャリアをスタートすると、リールを経て2022年夏にエバートンの一員となった。

 195cmの長身でスピードとパワーを兼ね備えるオナナは、加入後すぐに定位置を確保。目に見える結果は1ゴールのみだが、強靭なフィジカルを活かしたアグレッシブなディフェンスで攻撃の芽を摘み取り、推進力抜群のドリブルで攻撃のスイッチを入れるなど、低迷するエバートンで孤軍奮闘している。

 また、2022年6月にベルギー代表デビューを飾ると、同年に行われたFIFAワールドカップカタール2022に臨むメンバー26人に選出。グループリーグ2試合の出場に終わったが、同大会後にドメニコ・テデスコ監督を迎えて新体制となったチームでは、3月のインターナショナルマッチウィークで2試合にフル出場と、代表でも定位置を確保しつつある。

 エバートンは現在プレミアリーグ16位。ベルギー代表はカタールW杯グループリーグ敗退と、チームとしては結果が出せていないが、オナナの市場価値は上がり続けている。現在は022年7月1日時点から約4倍以上の4200万ユーロ(約58.8億円)となっているが、これからさらに上昇することは間違いないだろう。果たしてこの21歳MFは、これからどこまで価値を高めていくのだろうか。

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