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福田師王がW杯での活躍を誓う

　サッカーU-20日本代表は、現地時間21日にFIFA U-20ワールドカップ（W杯）グループリーグ初戦でU-20セネガル代表と対戦する。メンバー発表翌日の9日に、追加招集という形でメンバー入りを果たした福田師王は、ドイツでの経験を糧に自身初の世界大会での活躍を誓う。

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　神村学園のエースで、高校サッカー選手権でも活躍した福田師王は、高校ナンバーワンストライカーとの呼び声が高い選手だった。高校卒業とともにドイツに渡り、ボルシア・メンヒェングラートバッハに加入。現在はU-19チームを主戦場に貴重な経験を積んでいる。

「（フィジカルは）全然高校の時から無かった」と自己分析する福田は、ドイツに渡って筋力トレーニングの量を意図的に増やしたという。「最初の方の練習試合で60分くらいで足がつった」とドイツの強度の高さを痛感したことで、「練習から走ることを意識しましたし、フィジカル、身体作りを一から考えて頑張りました」とトレーニングに励んだ。

　懸命な努力の甲斐もあって、体重は3kgも増えたという。「ボールを収められることが多くなってきた」と変化を実感しており、「決定力の部分は高くなった」と手応えを掴んでいる。

　冨樫剛一監督からは「ストライカーで考えたら名前が一番に浮かんでくる」と声を懸けられたようだ。「ここがゴールではないんで、選ばれたからには結果を残さないといけない」と言い切り、「数か月間海外でやったこと、成長したところを見せたい。点を多く決めてチームを勝たせる」と活躍を誓った。

（取材・文：編集部）

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