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プレミアリーグ 11か月前

アジア最高額の国はどこだ! サッカー代表チーム市場価値ランキング1~10位。日本代表は何位?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:オーストラリア


【写真:Getty Images】


監督:グラハム・アーノルド
FIFAランキング:29位
総市場価値:3955万ユーロ(約55.4億円)
最高額選手:ハリー・サウター

 昨年11月に行われたカタールワールドカップで、下馬評をひっくり返してベスト16に進出したオーストラリア代表が4位にランクインした。

 初戦で2018年大会王者フランスに1-4の完敗を喫したが、第2節と第3節でチュニジア、デンマークに連勝。ベスト16に進出したその功績からグラハム・アーノルド監督は、今年1月に2026年大会までの契約延長を勝ち取った。

 現在のオーストラリア代表には、一昔前に主力だったマーク・シュワルツァーやハリー・キューウェル、ティム・ケイヒルのようなプレミアリーグの第一線でプレーしている選手はいない。ただ、昨年のワールドカップで大きく評価を上げたハリー・サウターは、今冬に2部ストークからステップアップを果たしてレスターに加入した。

 プレミアリーグ初挑戦で、残留争いという難しい状況だったため本領を発揮できたとは言い難いが、その能力の高さはワールドカップでのプレーを見れば明らかだ。その市場価値は1500万ユーロ(約21億円)と高額で、オーストラリア代表で彼に次ぐ市場価値の選手がライリー・マッグリーとマシュー・ライアンの400万ユーロ(約5.6億円)であることを考えれば、彼の存在は非常に大きい。

 ディフェンスラインにはサウターをはじめ、キー・ロールズやアレッサンドロ・チルカティら期待の若手選手が出てきているのだが、前線の選手はややインパクトに欠ける。ワールドカップにも出場した18歳のガラン・クオルのような選手の台頭がなければ、今後数年は難しい戦いを余儀なくされるかもしれない。

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