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日本代表 10か月前

06年ドイツW杯、サッカー日本代表市場価値ランキング1~10位。当時のスター選手はいくらだった?

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:玉田圭司(背番号20)

2006年ドイツW杯の日本代表FW玉田圭司
【写真:Getty Images】


生年月日:1980年4月11日
日本代表成績:72試合16得点3アシスト
ドイツワールドカップ成績:2試合1得点0アシスト
市場価値:225万ユーロ(約3億1500万円)
所属クラブ:名古屋グランパス

 玉田圭司はドイツワールドカップにおける日本代表のレギュラーではなかったが、大会で最もインパクトを残したストライカーと言える。第3戦ブラジル代表戦のゴールは、多くの人に希望を与えた。

 2004年にA代表デビューを飾った玉田は、2006年に柏レイソルから名古屋グランパスへ移籍。ケガの影響でなかなか調子が上がらない時期もあったが、ドリブル突破を得意とするアタッカーは当時の日本代表にほとんどいなかったため、切り札としてジーコ監督に評価されていた。

 高原直泰と柳沢敦が軸だった日本代表の前線。玉田は初戦のオーストラリア代表戦で出番がなかったが、第2戦のクロアチア代表戦は後半途中から出場した。そして、勝たなければいけない状況で迎えた第3節ブラジル代表戦に先発すると、前半に三都主アレサンドロのパスを受けて左足のシュートを突き刺して先制点を記録している。

 その後の4失点で日本代表は逆転負けを喫してグループステージ敗退となってしまったが、玉田のゴールで日本に奇跡が起きるのではないかと期待した瞬間だった。

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