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海外サッカー 9か月前

最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング1〜10位。久保建英や三笘薫の凄みは?

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
22/23リーグ戦成績:36試合27得点3アシスト

 セルティックに所属する古橋亨梧は、昨季のリーグ戦で27得点を奪取。日本人選手として初めて欧州リーグの得点王に輝く快挙を成し遂げた。その活躍から今夏のステップアップが期待されたが、結果的にセルティックとの契約を4年延長。ブレンダン・ロジャーズ新監督の元で昨季のような活躍を披露できるかに注目が集まる。

「攻撃」の数値は欧州クラブ所属の日本人選手として2位の「82」となった。単純に得点力が高いだけでなく、左右両足を遜色なく扱える点も凄みで、昨季リーグ戦におけるゴールの内訳も右足が14点、左足が12点となっていた。また、一瞬で相手を置き去りにするスピードに加え、DFとの駆け引きの上手さも兼備するなど、裏抜けの技術は一流。これらは「攻撃」だけでなく、「フィジカル」や「IQ」の数値にも反映されている。

 ただ、古橋は良くも悪くも典型的なフィニッシャータイプ。優れた出し手がいれば上記したような高い能力を発揮できるが、そうでない場合は孤立してしまうことが多く、ポストプレーや下がった位置からのパスなどでチャンスを作るプレーはあまり得意ではない。「スキル」の数値が「72」と伸び切らなかったことや、日本代表でなかなか輝けない理由は、そうした点にあるだろう。

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