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海外サッカー 9か月前

最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング1〜10位。久保建英や三笘薫の凄みは?

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:冨安健洋(とみやす・たけひろ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
22/23リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト

 怪我の多さも影響して、アーセナルにおける冨安健洋の序列は高くない。昨季も右サイドバックの2番手で、クローザー起用がメインだった。今季は、オランダの強豪アヤックスからセンターバックとサイドバックの両方をこなすユリエン・ティンバーが加入。ポジション争いはますます激化するはずで、冨安にとっては勝負の1年となりそうだ。

 日本人離れした「フィジカル」能力が冨安の大きなストロングポイントだ。地上、空中戦問わず対人戦に強く、背後を突かれてしまってもしっかりリカバリーできるだけのスピードも持つ。また、そうした身体能力に頼ったものだけでなく、ポジショニングを誤らないなど、頭を使ったクレバーな対応も目立っている。「フィジカル」と「守備」はもちろんのこと、「IQ」でも上位10人の中でトップクラスの数値を叩き出している。

 DFながら足元の「スキル」もしっかりとしている。特筆すべきは左右両足を遜色なく使いこなすことで、アーセナルでは右だけでなく、左サイドをカバーすることもある。果敢な仕掛けやオーバーラップ等、「攻撃」全般のクオリティーは落ち、それがクラブでベン・ホワイトに1番手を譲っている理由でもあるが、日本人史上最高レベルのDFということに疑いの余地はない。

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