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圧倒的センス! アーセナル歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:セスク・ファブレガス(元スペイン代表)

アーセナルのセスク
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年5月4日
アーセナル通算成績:303試合57得点95アシスト

 バルセロナの下部組織で育ったカンテラーノであり、03年夏にアーセナルへ移籍するとクラブ史上最年少となる16歳と177日でトップチームデビューを果たした神童だ。04/05シーズンにレギュラーに定着を果たし、アーセナルに在籍した通算7シーズンで303試合出場、57得点95アシストを記録した。

 主にセントラルMFやトップ下のポジションでプレーし、司令塔として2000年代半ばのアーセナル攻撃陣の中心を担ったプレーメーカーは、ゴールに直結するラストパス能力が特に際立っていた。07/08シーズンには20歳の若さでリーグ戦20アシストという大記録を達成し、それらの功績もあってクラブ史上2番目の若さとなる21歳でアーセナルのキャプテンにも就任している。

 現在はマンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネに記録を更新されたが、かつてはプレミアリーグにおける最速100アシスト達成(293試合)のギネス記録保持者であり、セスクのアシスト能力がいかに高かったかを物語る記録となっている。

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