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日本代表 8か月前

サッカー日本代表、トルコ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。メンバー変更はある?

MF:遠藤航(リバプール/イングランド)

ドイツ代表戦に出場した遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日(30歳)
日本代表通算成績:51試合2得点

 ボランチの一角はドイツ代表戦に続き、遠藤航が務めると予想する。トルコ代表戦は中2日で、ドイツからベルギーへの移動が必要なためほとんど時間がない中で試合に臨むことになる。出場時間を限定する可能性もあるが、コンディションを考慮する以外、遠藤を先発から外す理由は見つからない。

 球際で圧倒的な強さを見せる遠藤は、先日行われたドイツ代表戦で高いパフォーマンスを披露。地上戦は13戦7勝で、さらに2度のインターセプトと4度のタックルを成功させるなど、中盤の門番としてディフェンス陣をサポートしていた。

 また、ビルドアップ時は相手選手間に顔を出して正確なダイレクトパスでボールを捌き、機を見て逆サイドへのロングパスを通すなど、効果的なパスも配球していた。ドイツ代表戦にフル出場していたため疲れはあるだろうが、トルコ代表戦でも攻守両面で存在感を発揮してほしい。

MF:田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)

ドイツ代表戦でゴールを決めた田中碧
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日(25歳)
日本代表通算成績:20試合4得点

 トルコ代表戦で遠藤航とコンビを組むのは、田中碧を予想する。ドイツ代表戦に先発出場した守田英正と、初招集された6月シリーズに続き今回も選出された伊藤敦樹は、ベンチスタートになるのではないだろうか。

 田中は今年4月に右膝内側靭帯を断裂し、約2ヵ月間の戦線離脱を余儀なくされた。だが、6月に復帰すると、フォルトゥナ・デュッセルドルフでは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)開幕戦から3試合連続でフル出場し、完全復活を果たしている。

 代表復帰戦となったドイツ代表戦では74分からピッチに入ると、試合終盤に久保建英のクロスに頭で合わせてとどめとなる4点目を決めてみせた。トルコ代表戦でもゴール前での勝負強さを発揮し、2試合連続ゴールを決められるか。

MF:堂安律(フライブルク/ドイツ)

キリンチャレンジカップ2023、エルサルバドル代表戦に出場した堂安律
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年6月16日(25歳)
日本代表通算成績:37試合6得点

 トップ下は、堂安律が先発出場するのではないだろうか。3月、6月シリーズで森保一監督は、堂安を2試合中1試合で先発起用している。そのため、ドイツ代表戦に途中出場した同選手はトルコ代表戦でスタメンに名を連ねると予想する。

 フライブルクでは主に右サイドでプレーしているが、同ポジションには今季絶好調の久保建英がいる。6月のペルー代表戦で両者が試合途中から投入された際は、堂安が右サイド、久保がトップ下に入ったが、その逆のポジションでも両者の関係性からシナジーを生み出すことは可能だろう。

 堂安はFIFAワールドカップカタールW杯後、新体制となった森保ジャパンで10番を背負うも、結果を残したのは6月15日に行われたエルサルバドル代表戦のみ。ドイツ代表とスペイン代表から得点を決めたカタールW杯と比較すると印象的な活躍を披露できているとは言い難いため、トルコ代表戦では勝利に導くゴールを決めてアピールしたいところだ。 

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