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トルコ代表戦にフル出場した久保建英が感じたこと

　サッカー日本代表は現地時間12日、キリンチャレンジカップ2023でトルコ代表と対戦し、4-2で勝利した。この試合にフル出場した久保建英は、チームの2点目につながる強烈なシュートを放つなど、攻撃陣の中心として輝きを放った。2アシストを記録したドイツ代表戦に続いて得点に絡んだ久保は、試合をこう振り返っている。

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　久保は「勝ったので良かったと思いますよ。この2連戦、負けたら雰囲気がちょっと悪くなっていただろうし」と、ドイツ代表戦に続いて勝利できたことの重要性を強調する。「前半は僕らの方が明らかに上だったので、前半でもっと締められたら良かったと思いますが、2点は取られましたけど、4-2で勝てて良かったんじゃないかと思います」と試合を振り返った。

　ドイツ代表戦から先発メンバー10人を入れ替え、代表デビュー戦の毎熊晟矢、初先発の伊藤敦樹らこれまで一緒にプレーした時間の短い選手たちが多く起用された。立ち上がりは呼吸が合わない時間が続いたが、久保は「やりたいことが全部できる試合はない」と前置きしつつ、この試合で得た収穫に触れる。

「特にオーバーラップのところだったり、3人目を使うところだったり、ビルドアップのところも前半の途中からはうまくいくようになった。後半ちょっとペースが落ちてハマることも増えましたけど、いろんなことにトライできて良かった」

　結果的に日本代表はドイツ代表戦に続いてトルコ代表戦でも4得点を挙げた。2試合で8得点という結果について久保は「いろんな人が点を取って、いろんな人がアシストをして、いろんな人が攻撃に絡んで、前のレベルも凄く上がっていると思います。あとは自チームでみんながそれを続けられればいいのかなと思います」と総括した。

（取材：元川悦子【ベルギー】、構成：編集部）