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海外サッカー 8か月前

補強大失敗!? 戦力ダウンしたクラブ5選。サッカー日本代表所属の強豪も不安?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ

バルセロナに加入したジョアン・フェリックス
【写真:Getty Images】


2022/23リーグ戦順位:優勝
主な獲得選手:イルカイ・ギュンドアン、イニゴ・マルティネス、ジョアン・カンセロ、ジョアン・フェリックス、オリオル・ロメウ
主な放出選手:ウスマン・デンベレ、フランク・ケシエ、アンス・ファティ、セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバ

 財政難の影響で今夏もおとなしい動きになったバルセロナは、完全移籍で獲得したのがオリオル・ロメウのみだった。イルカイ・ギュンドアンなど大物が加入しているが、フリートランスファーやレンタルでの補強がメインとなっている。

 セルヒオ・ブスケツとジョルディ・アルバが退団し、その後釜にオリオル・ロメウとジョアン・カンセロを獲得した。アンス・ファティをブライトンにレンタルしたこともあってジョアン・フェリックスをアトレティコ・マドリードからレンタルしたが、バルセロナに合うタイプかと言われると現時点では疑問符が付くところだろう。

 ウスマン・デンベレのパリ・サンジェルマン移籍は致命傷になる恐れがあったものの、こちらは16歳の新星ラミン・ヤマルが開幕から見事な活躍を見せており、このまま穴が埋まる気配がある。ただ、まだ年齢が年齢だけに、過度な期待は禁物だ。

 全体的なチーム力はダウンしたという印象は拭えない。バルセロナというブランドで加入を望む選手はいまでも多くいるものの、厳しい夏だったことは確かだろう。

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