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アーセナルが生み出す“新しい攻撃”。トロサールだからこそ作れる好循環とは【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 竹内快 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第12節、アーセナル対バーンリーが現地時間11日に行われ、3-1でアーセナルが勝利した。この試合で1ゴール1アシストと2ゴールに絡んだレアンドロ・トロサールだが、彼の活躍は数字に残るものだけでは無い。アーセナルが見せた”新しい攻撃の形”においても大きな役割を果たしている。(文:竹内快)


先発起用に応えたトロサールが1G1Aの大活躍

アーセナルに所属するベルギー代表FWレアンドロ・トロサール
【写真:Getty Images】

 アーセナルの先制弾となったレアンドロ・トロサールのゴールは、奇しくもアーセナルにとってエミレーツスタジアムにおける公式戦通算1000ゴール目となった。

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 ウィリアム・サリバの逆転弾、オレクサンドル・ジンチェンコの技ありボレーシュート。MVP級の活躍をした選手は複数いるが、この試合のヒーローはやはりトロサールだ。ポストに激突しながらボールをゴールに押し込みホームチームに先制弾をもたらすと、コーナーキックの場面ではウィリアム・サリバのヘディング弾をアシスト。1ゴール1アシストと2ゴールに絡む大活躍だった。

 しかし、同選手の活躍はそれだけではない。チームの絶対的な司令塔であるマルティン・ウーデゴールを欠くアーセナルが見せた、“新しい攻撃の形”においても大きな役割を果たしていた。ベルギー代表FWはアーセナルの攻撃に何をもたらしたのだろうか。

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