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アジア予選こそ堂安律が輝くとき。サッカー日本代表が「必然的に事故を起こさせるアクション」

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表MF堂安律
【写真:Getty Images】



堂安律は2ケ月ぶりのサッカー日本代表復帰

 サッカー日本代表は16日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選でミャンマー代表と対戦する。10月は歯の治療のため代表活動への参加を見送った堂安律は、試合を翌日に控えた15日、自身にとって2度目のアジア2次予選を勝ち抜くために必要なことに言及している。



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 10月のカナダ代表戦、チュニジア代表戦を、堂安は「羨ましいなと思いながら、歯をおさえながら見ていた」という。その直後にはリーグ戦で今季初得点、UEFAヨーロッパリーグでも2試合で1得点1アシストをマークするなど、調子が上向いている。シーズン序盤はなかなかいいパフォーマンスができなかったが、「どう克服してやろうかと、ネガティブにならずに楽しみながら過ごしていた」と振り返った。

 迎える今回のアジア予選は、三笘薫や板倉滉といった主力が不在の中で行われる。2019年の同アジア2次予選の初戦も同じミャンマー代表戦だったことをふまえ、力の差がある相手との戦い方のイメージを膨らませる。

「自分の経験上、相手に引かれてボールを持てる分、あまりリスクを冒さずに仕掛けないでボールを握ってしまう傾向がある。気づけば45分経っていて、ストレスが溜まるみたいなことがある。立ち上がり10分くらいからロングボールが必要なら蹴ってもいいし、必然的に事故を起こさせるアクション、プレーは大事だと思う」

 アジア予選について「個の実力が必要になる」と言う堂安は、「引かれた相手にはミドルシュートだったり、シュートが巧い選手、ボックスで仕事ができる選手が必要になってくる」と語る。それはまさに堂安自身のことを指している。

 昨年のFIFAワールドカップにおける堂安の活躍は記憶に新しい。ドイツ代表戦ではシュートのこぼれ球に反応してゴールを決め、スペイン代表戦では豪快なミドルシュート、そして「三笘の1mm」と呼ばれた田中碧のゴールの起点となるグラウンダーのクロスを送っている。「シュートが巧い」「ボックスで仕事ができる」という2つの特徴を持つ堂安が、アジア予選の鍵を握る。

(取材:元川悦子、構成:編集部)

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【了】

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