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半田陸「崩れることはなかった」。1年ぶりのU-22日本代表で守備に手応え「整理された」

text by 編集部

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U-22日本代表の半田陸
【写真:Getty Images】



半田陸、U-22アルゼンチン戦で3アシスト

 サッカーU-22日本代表は18日、親善試合でU-22アルゼンチン代表と対戦し、5−2で勝利した。半田陸は右SBとしてフル出場。3アシストを決める活躍を見せた。試合後の取材に応えた半田は、1年ぶりに招集されたU-22日本代表について守備面の成果や課題を語っている。



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 半田は1−2で迎えた66分、右サイドからペナルティエリアやや外に構えるMF鈴木唯人に鋭い横パスを送ると、フリーでボールを受け取った鈴木が左足でゴール右隅に突き刺した。71分にはMF松村優太へのアシストを記録。2−2で迎えた75分にも松村が左サイドから送ったクロスを半田がファーで保持し、ゴール前中央で待っていた鈴木にラストパスを供給、逆転弾につなげた。

 見事な連係を見せた半田だが、鈴木へのアシストについては「鈴木がいいタイミングで顔を出してくれたのでパスを出しただけ」という。 

 U-22日本代表には1年ぶりに招集されたが「ビルドアップが整理された。攻撃のクオリティも変わってきていると感じた」という。一方でパリ五輪最終予選に向けて「リスク管理をチームで全員でやっていかないと。あれだけCKがあった中で、決められなかった。もっと大事にしていかないと」と反省する。

「あれだけ前から行く中で、ミスとFKでしか失点しなかったのはよかった。(相手に)剥がされてもDFライン含め、全員で戻り(相手が)危険な部分に出られなかった」と手応えを口にする。

 守備面では「バタバタしないで安定したプレーができれば、自由に攻撃できるようになる」とした。後ろ向きのボール、ロングボールの処理を具体的な課題として挙げ「クリアを一つでも味方につなげれば、もっとマイボールにつながる」と指摘している。

 半田は3月にはA代表にも招集された。A代表とU-22日本代表の守備のアプローチにさほど違いはないといい「今日も、(右CB)西尾隆矢とコミュニケーションをとった。ラインが崩れることはなかった」と、守備陣の良さを強調している。

(取材:加藤健一、構成:編集部)

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【了】

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