サッカーU-17日本代表　最新ニュース

【写真：Getty Images】

名和田我空のミドルシュートで同点弾などで強豪相手に肉薄

　20日、インドネシアで開催されているFIFA U-17 ワールドカップ 2023のラウンド16にて、サッカーU-17日本代表はU-17スペイン代表と対戦し、1-2で敗北した。名和田我空のミドルシュートで同点に追いつくも、後半にマルク・ギウに決められ勝ち越しを許す。

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　日本代表は4-2-3-1でスタートすると、試合開始から8分で失点。その後もスペイン代表にボールを支配される展開が続くが、立ち上がりは決して悪い内容ではなかった。30分までは日本代表がスペイン代表をシュート数で上回り、効果的なサイドアタックも何度か見られた。

　
　40分、その後も再三チャンスを作っていた日本代表は、ついにスペイン代表の牙城を崩す。佐藤龍之介が一度は相手に奪われたボールを鋭いチェイシングで取り返し、それをバイタルエリアで待つ名和田我空に供給。これを名和田が鋭い弾道でゴール右端に突き刺し、試合を振り出しに戻した。

　その後も日本代表はフィニッシュまでの形を作るが、そのまま前半が終了。支配率では変わらずスペイン代表が64％とリードするものの、日本代表はシュート数において倍の6本を放った。

　1-1で再開した後半戦、最初にチャンスを作ったのはスペイン代表だった。1点目を決めたクイム・ジュニェントが日本代表のバイタルエリア付近でボールを受けると、右サイドを走るエクトル・フォートに供給。そこからフォートがエリア内に鋭いクロスを入れるが、これに合わせる選手はおらず、本多康太郎がクリアした。

　その後、日本代表はここまで3試合連続で得点をマークする高岡伶颯を投入し、攻勢に打って出る。

　しかし73分、ジュニェントの鋭いスルーパスにマルク・ギウが反応し、日本のDFラインの裏に抜け出す。GKとの1対1を落ち着いて決めて、スペイン代表が勝ち越し。日本代表は1点を追う展開となる。

　日本代表はこのあとも松本遥翔らを投入して反撃を試みるが、あと一歩が届かず試合は終了。1-2で敗れた。