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【写真：Getty Images】

東京ヴェルディに軍配。ジェフユナイテッド千葉は昇格の夢が潰える

　J1昇格プレーオフ準決勝、東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉が26日に行われ、2-1で勝利した東京Vが決勝進出を決めた。東京Vはレギュラーシーズン3位で、千葉は同6位。今季1勝1敗だった顔合わせは、プレーオフ開催権のある東京Vに軍配が上がった。

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　東京Vは大宮アルディージャに2-0で勝利した最終節から、先発メンバー2人を変更。山田剛綺を2トップの一角に置き、左サイドバックには深澤大輝を抜擢した。最終節でV・ファーレン長崎に1-3で敗れた千葉は、福満隆貴に代えて風間宏矢を起用している。

　試合序盤に多くのチャンスを作ったのは千葉だったが、呉屋大翔のシュートはGKマテウスのファインセーブに阻まれ、田口泰士が直接狙ったFKは枠を捉えることができなかった。そして、均衡が破れたのは34分。ゴール前の密集で森田晃樹のヒールパスを受けた中原輝が左足を振り抜き、ファーサイドに決まった。東京Vはこの日2本目のシュートが先制点となった。

　東京Vはその後も少ないチャンスをものにする。44分、左サイドから齋藤功佑が右足でクロスを上げると、ボランチの森田がゴール前に飛び込んで頭で押し込んだ。167cmのキャプテンが東京Vに貴重な追加点をもたらした。

　2点を追う千葉は後半開始と同時に小森飛絢を投入する。さらにドゥドゥと風間を下げて福満隆貴と米倉恒貴をピッチに送り出した。76分にはメンデスと椿直起を起用して交代カードを使い切った。

　後半初めてにスコアが動いたのは78分。鈴木大輔の縦パスを福満がワンタッチでそらす。これが小森につながり、左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。しかし、リードする東京Vは平智広を投入して5バックで守りを固める。引き分けでも決勝に進める東京Vがリードを守り抜き、千葉が来季もJ2に残留することが決まった。