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海外サッカー 6か月前

ぜひウチへ! 現在フリーの外国人監督10人。元サッカー日本代表指揮官にJリーグを魅了した男も

シリーズ:現在フリーの監督10人 text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・コンテ(イタリア)

アントニオ・コンテ
【写真:Getty Images】


生年月日:1969年7月31日
前職:トッテナム監督

 ユベントス、イタリア代表、インテル、チェルシー、トッテナム…。名だたるチームで結果を残してきたアントニオ・コンテ監督も、現在フリーの状態だ。

 コンテのトレーニングは世界でもトップクラスにハードなことで知られている。トッテナム時代には韓国遠征において超ハードなランニングメニューを強いられた選手たちが次々とピッチに倒れ込む姿が話題に。この時、エースだったハリー・ケインは思わず嘔吐し、デヤン・クルゼフスキはトレーニング開始から間もなくして足に問題を抱えリタイアしていたようだ。

 選手たちにとってはたまったものではないが、そのハードなトレーニングがあるからこそ、彼のチームは強くなる。とくに強固な守備からの縦に速い攻撃はコンテ・サッカーの特徴で、これまで監督として594試合を指揮して567失点に抑えており、一方で得点数は「1068」にも及んでいる(データは『transfermarkt』を参照)。

 しかし、ピッチ外では危険な「毒」を持っているのもコンテの特徴だ。チェルシー、インテル、トッテナムでもそうだったように、とにかくこの男はフロントとよく揉め、それが原因でクラブとの関係を悪化させてしまう。手腕は確かなものがあるものの、クラブがコンテを新監督に迎えるにはそれなりのリスクも覚悟しておかなければならないだろう。

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