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海外サッカー 5か月前

史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング1~10位。日本サッカー史に残るレジェンドは…

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:久保建英


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日
最高市場価値:6000万ユーロ(約84億円)
更新日:2023年12月12日(当時22歳)

 レアル・ソシエダで不動のレギュラーとしてプレーする久保建英が、日本人選手の歴代市場価値ランキングで1位に立った。その市場価値は6000万ユーロ(約84億円)と、これまでの日本人であればあり得なかった高値がついている。

 今でこそ日本人の歴代トップに立った久保だが、市場価値にフォーカスすると、彼のキャリアは順風満帆ではなかった。当時18歳だったこともあり、マジョルカ時代に市場価値が一気に3000万ユーロ(約42億円)まで上昇したが、その後の所属先で大幅ダウン。昨夏のレアル・ソシエダに加入時点では、750万ユーロ(約10.5億円)まで価値が下がっていた。

 普通であればこれほどの大幅ダウンを経験すると巻き返すのが難しいが、久保は自らのプレースタイルに合うチームで完全復活を遂げた。2022/23シーズンは、ラ・リーガでの1シーズンの日本人史上最多ゴール記録となる9ゴール記録。この活躍で2500万ユーロ(約35億円)まで価値を戻すと、今季序盤のゴールラッシュでさらに2倍以上となる6000万ユーロ(約84億円)まで急上昇を遂げた。現在の彼の年齢や活躍ぶりを考えても、日本人選手の歴代市場価値ランキングをさらに更新していくことだろう。

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【了】

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