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コラム 2年前

田中碧はドイツ2部に留まる選手なのか。25歳で迎える分岐点。サッカー日本代表で「パフォーマンスを出せる環境」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 フリーライター photo by Getty Images

「ドイツ2部にいるのはもったいない」田中碧がステップアップするには…



 2021年夏に赴いたドイツ2部・フォルトゥナ・デュッセルドルフでのプレーもすでに2年半が経過。今季は前半戦だけで16試合出場(うち先発11試合)4ゴールと悪くない数字を残しているが、2024年こそは格上クラブへと上り詰め、遠藤や守田と互角に勝負できる状況を作りたいはずだ。

 カタールW杯まで日本代表でともに戦った吉田麻也も「碧はドイツ2部にいるのはもったいない選手」とたびたび口にしているが、それは日本中のサッカーファンが痛感していることだろう。

 日本人ボランチが欧州で飛躍していくことの難しさは、小野伸二や長谷部誠、柴崎岳ら先人を見ても分かる。遠藤と守田は最高峰レベルの環境へ赴くことができたが、評価してくれる監督やスカウト、チーム事情が揃って初めてステップアップが実現するのだ。

 田中碧の場合、欧州5大リーグ1部へ行くか、今季昇格争いしているデュッセルドルフが首尾よくドイツ1部に上がれればいいわけだが、そのチャンスをつかむためにも、若手中心のタイ戦で圧倒的な存在感を示さなければいけない。そのうえで、アジアカップで異彩を放ち、さらに個人の評価を上げること。それができれば、本当に2024年はキャリアを大きく変える分岐点になるはずだ。

 25歳の中堅ボランチが真の主軸へと変貌を遂げるか否か。そこに注目しながら、新たな年の幕開けの一戦を慎重に見極めたいものである。

(取材・文:元川悦子)

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【了】

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