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細谷真大は「もっと怖い選手になれる」。サッカー日本代表で感じる「FWとしての責任」、タイ代表戦は「この先に大きく関わる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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1トップでの起用が予想される細谷真大

柏レイソルに所属する細谷真大
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表は2024年1月1日、TOYO TIRES CUP 2024でタイ代表と対戦する。11月に続いて選出された細谷真大は、1トップでの起用が予想される。練習の中で「手ごたえを感じているし、自分の中でももっとできる」という感覚を抱く22歳は、タイ代表戦で爪痕を残そうと目論んでいる。


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 タイ代表戦の招集メンバーには上田綺世と浅野拓磨が含まれているが、別メニュー調整が続いている。前日会見で森保一監督は2人について「明日の試合での起用は考えていません」と明言したため、細谷にチャンスが回ってくることが濃厚だ。

 細谷は昨年12月9日に天皇杯決勝を戦い、短いオフを経て日本代表の合宿に合流している。「天皇杯からちょっと間が空いたが、自分としてはうまく調整できました。タイ戦は自分のこの先に大きくかかわってくると思うので、しっかり爪痕を残せるような活躍を見せたい」と意気込んでいる。

 言うまでもなく、細谷に求められる仕事はゴールになる。得点を「FWとしての責任」と述べた細谷は、「基本的に(ボールを)呼べば入ってくるなと感じていたので、要求の質だったり、動き出しの質にこだわってやればゴールに近づける」と、ゴールに絡むために必要なことを整理している。さらに、「裏の飛び出しだったり、相手の嫌がるところを突いていきたいなと思いっている。ポストプレーも今季(2023シーズン)力を入れていた場所でもあるので、そこもうまく表現したい」と活躍のイメージを膨らませる。

 2023シーズンは柏レイソルで自己最多のリーグ戦14得点を挙げた。充実したシーズンに細谷は「成長は感じたけど、もっと取れると思っていた。もっと怖い選手になれると思います」とさらに上を目指す。上田と浅野に加え、古橋亨梧ら1トップをめぐる競争は熾烈を極める。パリ五輪世代のエース候補は、A代表にも居場所を築くことができるのだろうか。

(取材:元川悦子、構成:編集部)

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【了】

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