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タイ紙はサッカー日本代表戦をどう見たか?「恥ずかしいことは何もない」「本物の強者と出会った」

text by 編集部 photo by Getty Images

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田中碧の得点をはじめ、日本代表は5得点でタイ代表に大勝

日本代表でプレーするMF堂安律
【写真:Getty Images】

「TOYO TIRES CUP2024」が1月1日に開催され、サッカー日本代表は国立競技場でタイ代表と対戦し、5-0で勝利した。タイの日刊紙『カーウ・ソット』は、この試合結果に対して「恥ずかしいことは何もない」と伝えている。チームを率いる日本人の石井正忠監督についても、「就任してから39日しか経っていない」と擁護した。


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 同紙は、石井監督の初陣について「極めて困難なものだった」と報じ、日本代表との一戦を分析している。石井氏はブリーラム・ユナイテッドを率いてタイの国内リーグを戦い、2季連続で3冠を達成した。同氏は昨年11月にタイ代表チームの監督に就任したばかりで、日本代表戦が指揮官として最初の試合だった。

『カーウ・ソット』は次のように続ける。「チームの質が明らかに違う。タイ代表は日本代表の隙を突けるチャンスがほとんどなく、むしろ相手のプレッシングに見舞われるばかりだった。一時的にボールを持つことができても、瞬く間に奪い返されていた」

「我々の小さなミスのためにチームは失点したが、日本代表の誰かがミスをしたときは別の選手がサポートに来る。それこそが『システム』だ。チャーン・スック(タイ代表チームの愛称、「戦象」の意)は、後半の45分間は頭を上げられなかった」

 また同紙は、日本代表について過去にドイツ代表やトルコ代表を破ったことを引き合いに「世界クラスのチーム」と讃え、「(タイ代表は)本物の強者と出会った」と報じている。そして最後に「可能な限りこの敗戦から学ぶべきだ」とも述べており、自国のサッカー発展を促した。

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【了】

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