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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング1~10位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:伊藤敦樹(浦和レッズ)

浦和レッズの伊藤敦樹
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月11日(25歳)
市場価値の上昇額:40万ユーロ(約5600万円/66.7%UP)
市場価値の変動:60万ユーロ(約8400万円)→100万ユーロ(約1億4000万円)
2023リーグ戦成績:33試合2得点5アシスト

 伊藤敦樹は埼玉県さいたま市出身で、2011年に地元クラブである浦和レッズの下部組織に加入した。ユースからトップチームには昇格できなかったものの、流通経済大学での活躍を経て、2021年に浦和に加入してプロとしてのキャリアを始めている。

 185cmの長身と豊富な運動量を武器にピッチを縦横無尽に走り回る伊藤は、プロ1年目からレギュラーに定着し、チームに不可欠な存在になった。フィジカルを活かした対人守備でボールを奪うと、すぐさま攻撃に加わる。Jリーグ屈指の迫力を持つボックス・トゥ・ボックス型のMFに成長している。

 伊藤の市場価値は、プロデビューから順調に右肩上がりを続けており、最新の市場価値は100万ユーロ(約1億4000万円)の大台に到達した。2023年6月には、サッカー日本代表初選出を果たし、9月のトルコ代表戦では代表初ゴールを記録。順調にステップアップしている。

 近年の日本代表の守備的MFと言えば、遠藤航と守田英正の存在感が抜けている印象だ。それでも、185cmの大型ボランチというのは日本では稀だ。。このまま成長を続けていけば、森保一監督にとっても魅力的なオプションになるかもしれない。

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