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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング1~10位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:藤井陽也(名古屋グランパス)

名古屋グランパスの藤井陽也
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年12月26日(23歳)
市場価値の上昇額:50万ユーロ(約7000万円/166.7%UP)
市場価値の変動:30万ユーロ(約4200万円)→80万ユーロ(約1億1200万円)
2023リーグ戦成績:34試合2得点3アシスト

 藤井陽也は、名古屋グランパスの下部組織で育ったCBで、2019年7月にJリーグデビューを飾った。トップチーム在籍4年目の2022シーズンからレギュラーに定着し、同年10月に初ゴールを記録している。2023シーズンも引き続きレギュラーとして活躍を続けると、アジアカップを控えた2024年元日のタイ代表戦でサッカー日本代表デビューを飾った。

 187cmの長身を武器とする藤井は、空中戦で圧倒的な強さを誇り、スピード勝負でも相手に引けを取らない。現代のセンターバックに求められる足もとの技術も十分で、特にドリブルで持ち上がる力は高く評価されている。対角線のロングフィードも精度が高く、攻撃面の貢献度も文句なしだ。

 藤井の市場価値は、2021年1月に12.5万ユーロ(約1750万円)だったが、名古屋のレギュラーとして活躍を続けたことが影響したようで、最新の市場価値は80万ユーロ(約1億1200万円)だ。

 藤井は名古屋で3バックの左を務めているが、タイ代表戦では日本代表の4バックの右センターを担当した。いつもと勝手が違ったようで、ボールを持ち上がったあとで「視野が狭くなってしまった」と反省を口にしていたものの、「デビューしたここがスタート」と前向きに語っており、成長のペースを緩めるつもりはなさそうだ。

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【了】

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