フットボールチャンネル

なぜサッカー日本代表は冨安健洋を先発で使わなかったのか? 途中出場の狙いにも言及【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表 最新ニュース


森保一監督が冨安健洋を先発で使わなかった理由について語る

日本代表DF冨安健洋
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表は19日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第2節でイラク代表と対戦した。日本代表はこの試合に1-2で敗北し、グループ首位通過の可能性を失っている。試合後、チームを率いる森保一監督が冨安健洋を先発で使わなかった理由について語った。

アジアカップはDAZNが独占配信!
月額720円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]


 この試合で日本は試合開始直後の5分に失点。その後ボールを支配して試合を進めるも、前半アディショナルタイムに右サイドを突破されて追加点を許した。ネガティブトランジションやセカンドボールの対応でも後手を踏み、後半アディショナルタイムに遠藤がコーナーキックから1点を返すので精一杯だった。

 この日、日本のDFの要である冨安健洋は後半から出場。冨安を先発で使わなかった理由について、森保監督は次のように語っている。

「トレーニングには完全合流しているので、試合の中では、流れの中で、どうなるかはわからないが起用したいなとは思っていた。先発でなかった理由は、仮にうまく選手交代ができずに、90分フル出場したときのダメージを考えたので、途中出場になった」

 さらに、後半開始すぐに冨安を起用した理由については「後半の立ち上がりからと言う部分で、さらに短い時間なのか、45分なのか。最高でも45分かなと思っていた」と前置きした上で次のように明かした。

「前半、相手の18番や前線の選手に我々がラインをコントロールして対応できる状況ではなかった。逆に合わせられていたところがあったので、よりコントロールできる状態を作るために。(イラク代表が)勝っている状況の中で、10番など(スピードのある選手を中心に)がカウンター攻撃を仕掛けてくるだろうと考えて、その対応も含めて交代カードとして起用した」

 負傷明けにも関わらず一定のパフォーマンスを見せただけに、前半の2失点が悔やまれる一戦となった。次戦、日本代表はインドネシア代表とグループリーグ突破をかけて戦う。

【関連記事】
英国人が見たサッカー日本代表対イラク戦「終わりました」「浅野…なんで」「今日は日本の日では…」
【図解】日本代表、決勝トーナメント進出の条件は? 複雑な状況を整理。3位転落の可能性も…【アジアカップ2023】
日本代表、次戦のTV放送・配信予定・キックオフ時間は?

アジア杯をDMM×DAZNホーダイで観る

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top