サッカー日本代表　最新ニュース

インドネシアメディアが見たサッカー日本代表

　サッカー日本代表は24日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD第3節でインドネシア代表と対戦。日本代表は3-1で勝利し、同組2位で決勝トーナメント進出を決めた。インドネシアメディア『CNN インドネシア』が勝利した日本代表を絶賛している。

　引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定するという状況だった日本代表は、開始6分に上田綺世のPKで先制に成功する。前半はその1点のみだったが、後半に2点を追加。後半アディショナルタイムに失点するも、日本代表が3-1の勝利を収めた。

　同メディアは35年ぶりのとなった一戦を「日本によるレッスンとアジアカップでのインドネシア代表の輝き」と題して「サムライブルーによる相手へのプレッシャーの与え方やタイトなプレスはインドネシア代表をナーバスにさせた」と日本代表の積極的なプレッシングが脅威を与えたと伝えている。

　また、インドネシア代表について「シン・テヨン監督が立てたこの試合の計画は確実に実行されていた。選手たちは規律正しくプレーしていた」としつつ、「日本のクオリティーがインドネシアより遙か上だった」と日本代表を絶賛した。

　インドネシア代表は他グループの結果次第で史上初の決勝トーナメント進出の可能性があるが、同メディアは「もし、インドネシア代表が決勝Tに進出できなくても、これはまだポジティブなことだ。（今大会で）選手たちによって下馬評は覆された」と今後を見据えている。

　シン監督のもとで急成長を見せるインドネシア代表だが、今後に向けて問題が生じているという。「問題はシン監督の今後に混乱が生じていることだ」と指摘。同監督にはアジアカップ後の退任の噂が挙がっているようで、「もしシン監督がアジアカップ後に退任したら、次の大会に向けての準備が中断されることになる」と伝えた。

　年代別のインドネシア代表も兼任し、若い選手たちを積極的にA代表へ呼んで底上げを図ってきたシン監督だが、その運命はいかに。

【関連記事】
英国人が見たサッカー日本代表対インドネシア戦「冨安健洋は間違いなく…」「プレミアで見たいのは…」「ゴールラッシュは夢？」
最も評価を高めたのは？サッカー日本代表、インドネシア戦全選手パフォーマンス査定
なぜ呼ばれない？ サッカー日本代表に招集されなかった実力者5人

アジア杯をDMM×DAZNホーダイで観る