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日本代表 3か月前

サッカー日本代表、予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。バーレーン代表戦、三笘薫の起用は…【アジアカップ2023】

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

DF:板倉滉(背番号4)

日本代表でプレーするDF板倉滉
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年1月27日(27歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:7試合2得点0アシスト
日本代表通算成績:24試合1得点1アシスト

 昨年10月に足首の関節遊離体除去手術を受けた板倉滉は、この大会に照準を合わせて復帰している。ただ、ぶっつけ本番に近い状態だったこともあり、初戦、2戦目のパフォーマンスは、本来の能力からすると物足りないものだろう。ただ、決勝トーナメントに向けてコンディションは上がっているはずだ。

 24日のインドネシア代表戦はベンチ外だった。所属するボルシア・メンヒェングラートバッハは風邪としたが、本人曰くバーレーン代表戦の出場は問題ないようだ。冨安健洋も復帰した厚みを増すディフェンスラインを統率するリーダーシップが求められる。

 バーレーン代表には身長194cmのアブドゥラ・ユスフ・ヘラルと身長192cmのアブドッラー・アル・ハシャシという2人のセンターフォワードがおり、両者ともグループステージでゴールを決めている。空中戦の競り合いで負けないことはもちろんだが、板倉を中心にディフェンスラインをしっかりと押し上げる必要がある。イラク代表戦のように苦しい展開にならないためには、コンパクトな陣形を保ってセカンドボールを回収しなければならない。そういった意味でブンデスリーガでしのぎを削る板倉の力が必要になってくるはずだ。

DF:冨安健洋(背番号22)

日本代表DF冨安健洋
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日(25歳)
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
23/24リーグ戦成績:13試合1得点1アシスト
日本代表通算成績:39試合1得点2アシスト

 キャプテンシーという言葉に集約できるかは分からないが、冨安健洋がピッチに立ったことで日本代表はギアが1段階上がった。イラク代表戦では後半開始からの出場だったが、インドネシア代表戦では先発起用された。世界基準の微に入り細を穿つラインコントロールを見せると同時に的確な配球力で日本代表を攻守に渡って支えた。

 身長194cmのアブドゥラ・ユスフ・ヘラルと身長192cmのアブドッラー・アル・ハシャシという2人のセンターフォワードを擁するバーレーン代表との対戦では、必然的にロングボール対策が勝負のポイントになるだろう。そういった意味ではディフェンスラインの積極的な押し上げができる冨安のリーダーシップが必要とされる。ここからは一発勝負で、選手にかかるプレッシャーは大きくなるが、アーセナルで日々世界最高峰の選手たちと対峙している冨安健洋が動じることはないだろう。

 なお、29日の練習では右サイドバックに入る場面もあった。バーレーン代表のようにカウンターアタックをデザインしてくる中東の強豪との対戦が想定される決勝トーナメントでは、状況によって右サイドバック起用も森保一監督の選択肢になるかもしれない。

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