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海外サッカー 3か月前

最も大金を積まれたのは? 23/24冬の移籍金ランキング1~10位。新たな挑戦を求めた男たち

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ラドゥ・ドラグシン

ラドゥ・ドラグシン
【写真:Getty Images】


生年月日:2002年2月3日
移籍先:ジェノア→トッテナム
移籍金:2500万ユーロ(約35億円)
23/24リーグ戦成績:19試合2得点1アシスト(セリエA)

 移籍金ランキングの3位となったのが、セリエAのジェノアからプレミアリーグのトッテナムへ移籍したラドゥ・ドラグシンだ。セリエAで若手有望株のDFとして評価されてきたドラグシン獲得のためにトッテナムは2500万ユーロ(約35億円)を支払った。

 ドラグシンはユヴェントスの下部組織で育ち、2021年1月のトップチーム昇格の後はイタリア国内のクラブへ期限付き移籍してプレーしてきた。2022年7月に当時セリエB(イタリア2部)にいたジェノアへ移籍し、そこでのプレーによって評価を確固たるものとする。

 身長191cmの強靭なフィジカルを持つドラグシンは対人能力の高さを武器としており、プレー強度の高いプレミアリーグにも十分適応できる可能性はある。またその長身ゆえにセットプレーのターゲットにもなりえて、2023/24シーズンのインテル戦でもコーナーキックからヘディングでゴールを奪った。

 ジェノアが2023年7月にドラグシンの完全移籍のために費やした移籍金は970万ユーロ(約13億5800万円)とされており、わずか半年でジェノアは差額約1500万ユーロ(約21億円)の売却益を得たことになる。相次ぐ負傷者に苦しむトッテナムでドラグシンにかかる期待は大きいだろう。

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