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「西が強く東が弱い」日本代表含め東アジア勢全滅!中国紙はアジア全体のレベルアップを痛感【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

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日本代表も韓国代表も決勝戦へ進めず

イラン代表に敗れた日本代表
【写真:Getty Images】

 韓国代表は6日、AFCアジアカップカタール2023準決勝でヨルダン代表と対戦し0-2の敗戦を喫した。この結果、決勝戦は中東勢対決となる。日本代表を含め、東アジア諸国が全滅したことを受けて、中国紙『工人日報』は、アジアのチーム間の力の差は縮まりつつあるとの見解を示した。

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 今大会は東アジア勢が苦戦する大会となった。日本代表はグループリーグ初戦のベトナム戦で前半2失点を喫する展開となるが、上田綺世などのゴールで4-2の勝利をおさめる。しかし、第2戦のイラク戦は1-2の敗戦。第3戦のインドネシア戦は3-1で勝利したが、日本代表はD組2位で突破することになった。決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表を下すが、準々決勝のイラン戦に敗れてベスト8敗退となる。一方で韓国代表もグループリーグで苦戦しながらE組2位で突破し、サウジアラビア代表とオーストラリア代表を下して準決勝へ進出。準決勝のヨルダン戦では0-2の敗戦を喫してベスト4敗退となった。なお、中国代表はグループリーグで2分1敗の成績に終わっている。

 同紙は今大会を分析し「全体的に見ると、西が強く東が弱い。チーム間の力の差は縮まりつつある」と報じた。日本代表については「試合前から優勝候補と目されていた日本代表が準決勝進出を逃したことが、今大会最大の番狂わせと言える。伝統の強豪チームとして、日本代表の主力選手は大半が欧州組。しかし、終了間際のPKで、最終的にはイラン代表に敗れた」と伝えている。

 また、東南アジア勢の躍進が顕著としつつ、中国代表に関しては「アジアの他のチームが前進しているため、中国代表も前進しなければ後退するという警鐘を鳴らさなければならない。今大会の強豪国や進歩した国の経験から学び、青少年の育成や国内リーグのレベルを効果的に向上する必要がある」と綴った。今大会の総括として「チーム間の力の差が縮まり、全体のレベルが向上し、強弱のパターンが顕著に変化したことも、今回のアジアカップの大きな特徴だ」と、結論づけている。

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【了】

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