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海外サッカー 8か月前

とんでもない才能! 欧州で大活躍する10代の逸材10人。早くも世界最高峰に近づく天才たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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優秀な若い才能は早いうちにビッグクラブのスカウトの目に留まり、10代で一流クラブでデビューする選手も多くいる。そして、トップチームでもその才能を発揮して価値を高める選手も少なくない。今回は、いま欧州で大活躍している10代の逸材を10人ピックアップして紹介する。※成績は15日時点の『transfermarkt』を参照。各種スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照


FW:エヴァン・ファーガソン(アイルランド代表)

ブライトンに所属するアイルランド代表FWエバン・ファーガソン
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年10月19日
所属クラブ:ブライトン
23/24リーグ戦成績:22試合6ゴール0アシスト
市場価値:6500万ユーロ(約91億円)

 ブライトンでプレーする19歳ストライカーの進化は留まるところを知らない。

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 アイルランドのクラブで幼少期を過ごしたエヴァン・ファーガソンは、16歳の時にブライトンのアカデミーに加入した。当初はユースチームの一員としてプレーしていたが、アカデミー加入から1年経った2022年2月に弱冠17歳ながらプレミアリーグデビューを果たしている。昨季は第16節アーセナル戦に交代出場すると右足で1ゴールを奪い、ブライトンのプレミアリーグ最年少得点記録を「18歳と72日」に更新した。最終的にリーグ戦19試合に出場して6ゴールをマークし、シーズン開始前は60万ユーロ(約8400万円)だった市場価値を約50倍となる3000万ユーロ(約42億円)まで伸ばしている。

 アイルランド代表FWの魅力は高いシュート技術とポストプレーの上手さにある。両足でシュートを奪えるだけでなく、相手選手を背負いながら味方選手からパスを受けてボールをキープし、ウィングや中盤の選手が前線に上がってくるまでの時間を確保することが可能だ。

 プレミアリーグ3年目となる今季は出場機会が増えたことで6ゴールを奪い、既に昨季の得点数に並んでいる。『ゴール期待値(xG)』は「3.68」となっており、ファーガソンのシュートの上手さがデータにも表れていると言えるだろう。同選手がここからどこまで得点数を伸ばしていけるか注目だ。

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