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最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング1〜10位。評価を落としてしまったのは?【2024年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。23/24シーズンも終盤に差し掛かった現在、その市場価値を大きく下げてしまった日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※市場価値や成績等の情報は3月10日時点の『transfermarkt』を参照。2023年7月1日と現在の市場価格を比較。下落額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。


10位:岩田智輝(セルティック/スコットランド)

セルティックに所属する岩田智輝
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年4月7日
市場価値の変動: 130万ユーロ(約1.82億円)→100万ユーロ(約1.4億円)
市場価値の減少額:30万ユーロ(約4200万円/-20.0 %)
22/23リーグ戦成績: 10試合1ゴール1アシスト

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 残念ながらトップ10入りしてしまったのが、スコットランドでプレーするMF岩田智輝だ。その市場価値は130万ユーロ(約1.82億円)から100万ユーロ(約1.4億円)まで下落した。

 横浜F・マリノスでプレーしていた岩田は、昨冬にセルティックへ期限付き移籍。シーズン途中加入ながらリーグ戦13試合(うち先発出場6試合)に出場した。しかし、クラブとの契約を完全移籍に切り替えて迎えた今季は、アンジェ・ポステコグルー監督がクラブを去ったこと、そしてシーズン途中に負傷離脱したことで出場機会が減少。リーグ戦の先発出場は5試合にとどまっている。

 それでも岩田は、与えられた数少ないチャンスでしっかりと結果を残す。2月25日に行われた第27節マザーウェル戦で久しぶりに先発の座を掴むと、中盤の底で攻守にわたって躍動。同選手の活躍に対してセルティック専門メディア『67 HAIL HAIL』は、セルティックOBのピーター・グラント氏が『Celtic TV』で「彼はいつも味方選手からパスを受け、パスを出すのに適切な位置にいる」などと絶賛したことを伝えている。今季は苦しい時間を過ごしてきた岩田だが、本来の輝きを取り戻しつつあると言えるだろう。

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