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最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング1〜10位。評価を落としてしまったのは?【2024年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年6月7日
市場価値の変動:300万ユーロ(約4.2億円)→200万ユーロ(約2.8億円)
市場価値の減少額:100万ユーロ(約1.4億円/-33.3 %)
22/23リーグ戦成績:31試合0ゴール1アシスト

  セレッソ大阪でプレーしていたDF瀬古歩夢は、2022年1月にスイスのグラスホッパーへ移籍。左右両方のセンターバックで起用可能な同選手が主力に定着するのに、それほど時間はかからなかった。レギュラーの座を掴み、スイスではここまで公式戦74試合に出場中だ。

 キック精度に定評がある瀬古は、CBだけでなく中盤でプレーすることもできる。これまでもC大阪や日本代表でMFとしてプレーした経験はあったが、今年に入ってからクラブでのMF起用が増加。2ボランチの1角を担う試合やアンカーとして出場する試合が多くなり、CBレベルのディフェンス面だけでなく、MF顔負けの攻撃への貢献を見せている。

 成長著しい一方で、その市場価値は100万ユーロ(約1.4億円)ダウンとなった。昨年6月の『transfermarkt』更新で市場価値が急上昇したため、落差が大きくなってしまった印象だ。それでも瀬古のチームへの貢献と最近のパフォーマンスを考えれば、全く悲観することはないだろう。現在23歳と若いため、市場価値の“伸びしろ”は十分過ぎるほどある。

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