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なぜ獲ったの…。柏レイソル、謎すぎる歴代外国人選手6人。ほとんど試合に出られなかった男たち

シリーズ:謎すぎた歴代外国人選手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ドゥドゥ・セアレンセ(元ブラジル代表)

元柏レイソルのドゥドゥ・セアレンセ
【写真:Getty Images】


生年月日:1983年4月15日
在籍期間:2004年~同年8月
リーグ戦成績:11試合2ゴール

 柏レイソルには今まで数々の「ドゥドゥ」が在籍してきたが、ドゥドゥ・セレアンセはレイソル1人目の「ドゥドゥ」である。ブラジル出身のドゥドゥは、FIFAワールドユース選手権で攻守万能なボランチとして大会得点王に輝き、20歳の若さでブラジルA代表にも招集された。

 そんなダイヤの原石は2004年に柏レイソルへ移籍した。将来のブラジル代表の中心となるかもしれない選手の来日にレイソルファンの期待も高まったが、満足のいく結果を残すまでには至らず。日本の生活やJリーグのプレースタイルに合わず、11試合2ゴールとシーズン前の期待を大きく下回る成績となってしまった。ドゥドゥはJリーグ1stステージ終了後、フランスのスタッド・レンヌへレンタル移籍となり、翌年2月にCSKAモスクワへ完全移籍した。CSKA移籍時に多額の移籍金を得たとはいえ、ドゥドゥ獲得が失敗に終わったことはレイソルにとっては痛かったはずだ。

 ドゥドゥはその後CSKAやオリンピアコスでUEFAチャンピオンズリーグに出場するなど活躍し、2018年をもって現役を引退している。

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