「今は一番にメンタル的なダメージが大きいのかなと」
順位は暫定14位のままだが、気づいてみれば降格圏の18位・京都サンガとは4差。J1残留争いに巻き込まれつつある。
「公式戦3連敗ということで、今は一番にメンタル的なダメージが大きいのかなと思います。ただ、次の試合はすぐ来ますし、いつまでも気にしているわけにはいかない。しっかり自分たちの立ち位置や弱さを受け入れて、前に進んでいくことが大事」と31歳のベテランになった小野は切り替えの大切さ強調。そのうえで「決めきれる集団」に飛躍していくことの重要性を説いていた。
「新潟っていうチームはパスがつながるし、みんなすごくうまい。でも『相手の急所を狙う』ことがもっともっと必要かなと。相手の脅威になるようなパスやドリブル、シュートがあってこそ、ポゼッションが生きてくる。そこをもっともっとチームに植え付けられるように仕向けていきたいですね。
やっぱりサッカーは結局、点取らないと勝てないから。少し強引にコースを切られてもボールの質でそこを通すとか、タイミングを1個外して出すとか、そういうところだと思います」