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Jリーグ 1か月前

三國ケネディエブスがすごい。今や名古屋グランパスの大黒柱。明かすサッカー日本代表への思い「必ずどこかで…」【コラム】

text by 河治良幸 photo by Getty Images

「しっかり自信を持って戦えた」

「後半メンバーがちょっと替わりましたけど、しっかりと守り切れてました。ボランチに入った内田くんともコミュニケーションを取ってやれていた。苦しい時間で失点してしまうと相手に流れを持って行かれてしまうので。声を出しあって、ラスト10分、5分のところは、みんな最後まで切らさずにやれたかなと思います」

 終盤には磐田が190cmのFWマテウス・ペイショットを投入して、ジャーメインと山田大記の2シャドーのような形で攻勢をかけてきたが、前回対戦では10人になりながら守り抜いた経験もあってか、「勝率は高かったので、負けない自信はありました。そこはターゲットになるような選手が出てきても、しっかり自信を持って戦えた」と振り返る。

 ここ3試合を無失点で戦えている要因については「どうしても圧倒するというのは難しいと思いますし、相手のチャンスも何回かある中で、後ろがそれを限りなく少なくするというのが大前提」と語る。

 三國は鳴物入りで加入したアビスパ福岡でプロの世界で適応できず、サイドバックなども経験しながら奮闘したが、福岡がJ1に昇格した2021年の夏にはJ2の栃木SCに期限付き移籍。翌年の夏には福岡に戻ったものの、堅守を誇るチームで主力のポジションを奪えなかった。

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