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「世界的なスカウト活動の支援など」Jリーグ・大宮も関係あり!?名将クロップがレッドブルサッカー責任者へ「長年の経験を…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプール時代のユルゲン・クロップ
【写真:Getty Images】

ユルゲン・クロップ氏がサッカー界に復帰。今度はサッカー部門トップに

 日本代表MF遠藤航が所属するリバプールを昨季まで率いていたユルゲン・クロップ氏が、レッドブルのグローバルサッカー責任者としてサッカー界に復帰することになった。グループ傘下の一つであるJリーグの大宮アルディージャも恩恵を受ける可能性がある。米メディア『ESPN』が報じた。

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 クロップ氏はこれまでに監督としてマインツやボルシア・ドルトムント、リバプールを率いた経験があり、リーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇など多くのタイトルをチームにもたらしてきた。その実績が認められ、ドイツ年間最優秀監督賞、プレミアリーグ年間最優秀監督賞、FIFA最優秀監督賞を受賞したこともある。そして、その過程で香川真司や遠藤といった日本人選手を指導してきた。2023/24シーズン限りでリバプールの指揮官を退任しサッカー界から離れていたが、2025年1月1日から別の役割でサッカー界に復帰することになる。

 同メディアによると「57歳のクロップ氏はレッドブルのクラブネットワークを統括するが、日々の運営には関与しない。しかし、戦略的なビジョンの策定、スポーツディレクターの補佐、世界的なスカウト活動の支援、コーチのトレーニングと育成にも協力することになる」という。ただし、レッドブルとの契約には2026年のワールドカップ後にドイツ代表の監督ポジションが空いた場合、レッドブルとの契約を解除できる条項が含まれているようだ。同メディアは「クロップ氏は、マインツ、ドルトムント、リバプールを率いた長年の経験を次の役職に生かすことになる。同氏は、RBライプツィヒ、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノ、そして最近買収した日本の大宮アルディージャを含む、同クラブの全体にわたって働くことになる」と報じた。

 レッドブルのグローバルサッカー責任者に就任するクロップ氏は「レッドブルに世界レベルで加わることで、私たちが持つ素晴らしいサッカーの才能を育成し、向上させ、サポートしたいと思っている。レッドブルが持つ優れた知識と経験を活用することから、他のスポーツや他の業界から学ぶことまで、これを実現する方法は数多くある。一緒に何ができるかを見つけましょう。私の役割は主にレッドブル全クラブのコーチや経営陣の指導者であると考えているが、究極的には私はユニークで革新的で前向きな組織の一員だ。これ以上に興奮することはない」と語っている。

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【了】

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