フットボールチャンネル

フォーカス 2か月前

史上最強の選手は誰!? 歴代日本人DFの最高市場価値ランキング1〜10位。日本を代表する鉄壁の男たち

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:渡辺剛

渡辺剛

【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月5日
最高市場価値:900万ユーロ(約14.4億円)
更新日:2024年10月2日(当時27歳)

 歴代日本人DFの最高市場価値ランキングで8位に食い込んだのは、ベルギーで充実したキャリアを築いている渡辺剛だ。

“パイオニア”の吉田麻也が欧州リーグに残した足跡を辿り、多くの日本人センターバック(CB)が海を渡った。渡辺も日本を飛び出して欧州挑戦に乗り出した1人であり、現在はヘントの主力CBとして活躍している。

 渡辺は2022年1月にコルトレイクに移籍したものの、移籍初年度の2021/22シーズンはジュピラー・プロ・リーグで7試合の出場にとどまり、大きなインパクトを残すことができなかった。

 潮目が大きく変わったのは翌2022/23シーズンで、渡辺はコルトレイク守備陣の中心としてリーグ戦全試合にフル出場。 “鉄人”ぶりを見せつけてベルギーで一躍名の知れた存在になると、2023年7月には強豪・ヘントに加入を果たした。

 新天地でも主力CBの座を射止めた渡辺は、市場においても成長ぶりを披露する。2024年10月には自己最高額となる900万ユーロ(約14.4億円)を記録したが、これはコルトレイク加入時の市場価値80万ユーロ(約1.3億円)と比べると10倍以上もの金額である。

 渡辺は現在も自己最高の市場価値を維持している。さらに上の金額へと到達するための必須条件は「ベルギーからのステップアップ」か。ヘント入団会見で「夢は日本代表で活躍することと、ドイツでやりたい」(クラブ公式YouTubeより)とブンデスリーガに対する憧れを告白しているが、27歳という年齢を考えれば、移籍のタイミングはこの1~2年がベストかもしれない。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!