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【写真:Getty Images】
1か月ぶり先発の橘田健人が川崎フロンターレの勝利に貢献
明治安田J1リーグ第8節、川崎フロンターレ対湘南ベルマーレが2日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、2-0で川崎が勝利した。3試合連続無失点と守備面で安定感を見せる一方で、攻撃陣も2試合連続で複数得点を記録した。
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「1か月ぶりぐらいだったので、なんとかチームの勝利に貢献したいと考えていました」
3月1日の京都サンガF.C.戦以来の先発出場となった橘田健人。京都戦では自身のバックパスが相手に拾われたところから決勝点を奪われていた。悔しさの残った一戦から1か月。河原創とともに中盤を起点に縦横無尽に動いてゲームを作っていた。
ボール奪取能力を武器にするダイナモだが、この日は攻撃面でも目立っていた。ハイライトは59分だろう。ゴール正面から放ったミドルシュートは、惜しくもクロスバーに弾かれてしまった。
脇坂と並んで両チーム最多タイの3本のシュートを記録した橘田は「(相手が)1アンカーなので、マイナスのところは試合前から空く」ことが分かっていた。トップ下の脇坂も「僕が片方に流れたときの逆サイドのバイタルが空くことが多い」と分析していた。
橘田は「決めきれれば良かった」と決定機を逃したことを悔やむが、「創くんはアシストして得点につなげてくれたので良かった」と相棒の活躍をたたえた。
当然、前半で先制ができれば理想だが、先制できなくても焦ることはない。
長谷部茂利監督は試合前、選手たちに声をかけた。「まず失点をしなければ、得点を取れる力はある」。湘南戦はその言葉通りの展開になった。GK上福元直人の好セーブもあり、0-0で試合を折り返したが、後半早々に先制した川崎が追加点を奪って勝利を収めた。
我慢するところは我慢しながら、チャンスと見れば攻撃に出る。攻撃のスイッチを見逃さないことが大事で、展開を読む力が試される。湘南戦は橘田と河原のコンビが試合のテンポを司っていた。
「(河原は)素晴らしい持ち出しと斜めのパスでスイッチが入った。それを全員が攻撃のスイッチと捉えて入っていった結果がゴールにつながったので続けていきたい」(脇坂)
ボランチの人選は“日替わり”で、リーグ戦だけでも8試合で4通りの組合せがある。この日先発した2人に加えて、山本悠樹、大島僚太といった特長のある選手の中から、長谷部監督はコンディションや相手の特徴を加味しながらベストの組合せをピッチに送り出す。
(取材・文:加藤健一)
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