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明治安田J1リーグ第9節が6日に各地で行われ、柏レイソルはガンバ大阪をホームに迎え、1-0で勝利。リーグ戦5試合ぶりの白星獲得に貢献したのは、今季ここまで全試合フル出場を続ける熊坂光希。サッカー日本代表・森保一監督も熱視線を送る才能は、さらなるブレイクを目指せるか。(取材・文:元川悦子)
好調の柏レイソルを支える新星・熊坂光希
リカルド・ロドリゲス監督体制に移行した今季、開幕から4戦無敗と快進撃を見せていた柏レイソル。だが、3月8日のJ1リーグ第5節・鹿島アントラーズ戦で苦杯を喫して以降、サンフレッチェ広島、東京ヴェルディ、京都サンガF.C.に3戦連続ドローと足踏み状態を強いられた。
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上位陣も取りこぼしたことで、順位的には8試合を終えた時点で暫定5位と悪くない位置につけていたが、停滞感を払拭しなければならなかったのは事実。そういう意味でも、4月6日のホーム・ガンバ大阪戦は是が非でも勝利がほしかった。
そこでキーマンの1人と位置付けられたのが、ダブルボランチの一角を占める熊坂光希だ。
柏のU-15・18で育ったアカデミー出身の大型ボランチは東京国際大学を経て、2024年に古巣に戻ってきたが、昨季はJ1・10試合出場にとどまった。
しかしながら、今季はボールポゼッションを重視する新指揮官のスタイルにすぐさま適応。開幕からベテラン・原川力とコンビを組んで中盤でリズムを作り出している。本人は自身のプレースタイルと現チームの相性についてこうコメントする。
「自分のストロングは(身長185センチの)リーチの長さ。それは他の中盤の選手にはないところだと思うので、それを生かして守備やビルドアップに関われるのが特長だと思います
今季はチームのサッカーが変わって自分の特徴を出しやすくなったのが一番の変化。力君もつねにいい距離感でいてくれて、コーチングもしてくれるので、自分が伸び伸びプレーできているなと感じます」