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明治安田J2リーグの第8節、モンテディオ山形対ジュビロ磐田は0-0の引き分けに終わった。無失点に抑えたものの、チームとして掲げるアタッキングフットボールは影に潜んだ磐田。相手に徹底的な対策をされたときにどう崩すか。鍵となるのは、今季もサイドバックで攻守に奮闘する植村洋斗の存在だろう。(取材・文:河治良幸)
攻撃面で本領を発揮できなかったジュビロ磐田
ジュビロ磐田はアウェイでモンテディオ山形とスコアレスドロー。昇格争いの有力ライバルと見られる相手に、敵地で貴重な勝ち点1を得られたが、守備面の頑張りとは裏腹に、攻撃面ではジョン・ハッチンソン監督が掲げるアタッキングフットボールを存分に発揮することはできなかった。
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指揮官は「我々は相手コートでいかにゲームをコントロールするかというところを取り組んできたんですけれども、選手があまりチャレンジしきれなかったところが残念でした」と振り返る。
その攻撃面に関して「押し込めても、そこからのアイデアが足りなかったというところでありますし、ランニングに対しても相手にしっかり付いて来られた。そこからどうするかはサイドバックとしてもそうですし、チームとしても課題だと思います」と語ったのは右サイドバックの植村洋斗だ。
大卒2年目の植村はルーキーイヤーだった昨年、本職はボランチながら横内昭展前監督からポリヴァレントな能力を評価されて、右サイドバックでリーグ戦35試合に出場した。
今シーズンは新体制ということもあり、鹿児島キャンプからボランチで勝負する意欲を見せていたが、ビルドアップを重視するハッチンソン監督はより組み立てに関わるサイドバックとして植村を評価している。