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フォーカス 2か月前

最も稼ぐのは? 欧州日本人VS韓国人、最新高額年俸ランキング11〜20位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

14位:イ・ジェソン(韓国代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1992年8月10日
推定年俸:189万ユーロ(約3億240万円)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:27試合6得点6アシスト

 韓国代表のイ・ジェソンは、ドイツのマインツで推定189万ユーロ(約3億240万円)の年俸を受け取っている。

 イ・ジェソンは全北現代の育成組織出身で、2017年には韓国Kリーグの年間最優秀選手賞を受賞。翌2018年夏にホルシュタイン・キールにへ移籍し、ドイツでのキャリアをスタートさせた。

 2021年夏、キールとの契約満了に伴い、マインツにフリーで加入すると、初のドイツ1部挑戦でありながらリーグ戦で5得点を記録して評価を高め、2023年の契約更新で年俸は88万ユーロ(約1億4080万円)から現行額へと大幅に増額され、チーム内でも最高水準の待遇となった。

 32歳のベテランMFは今シーズンも安定したパフォーマンスを維持しており、ここまでリーグ戦27試合で6得点6アシストと攻守にわたってチームを支えている。卓越した足元の技術とパスセンスを武器に、マインツの中盤で攻撃のタクトを振るい続けている。

 中でも、昨年12月に行われたバイエルン・ミュンヘン戦でのパフォーマンスは圧巻だった。首位を走る強敵相手に2ゴールを奪って2-1の勝利に導き、強豪にリーグ戦初黒星をつけた。さらに、今年3月のボルシアMG戦では2アシストを記録するなど、チームの得点に数多く関与している。

 2009/10シーズン以降ブンデスリーガに定着しているマインツの過去最高順位は、2010/11シーズンの5位。今シーズンはその記録を塗り替える可能性もあり、イ・ジェソンの活躍がその行方を大きく左右しそうだ。

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