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Jリーグ 1か月前

「そこに対しての自分への怒り、ストレス」騒動の原因と顛末を川崎フロンターレFWマルシーニョ本人が語る【コラム】

シリーズ:コラム text by 江藤高志 photo by Getty Images

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 悲願の“アジア青覇”を目指すAFCチャンピオンズリーグエリートファイナルズを前に、川崎フロンターレはリーグ戦4戦未勝利と停滞気味だ。そんな中、試合中におけるマルシーニョの行動が問題視されることに。一連の騒動の原因と顛末が、本人たちの口から語られる。(取材・文:江藤高志)

「正直そこに対しての、自分への怒り、自分へのストレス」


【写真:Getty Images】

 マルシーニョが清水エスパルス戦での出来事について説明した。問題とされる事象は清水戦の85分に発生。交代を命じられたマルシーニョがベンチ前のペットボトルを蹴り上げ、握手を求めた長谷部茂利監督の手を叩くような仕草をしていた。

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 この件について一部メディアでは過去の他チームの事例を持ち出し、マルシーニョに対する処分の可能性を報じていた。しかしマルシーニョは清水戦に続く神戸戦にも先発出場し1ゴール。攻撃的な選手としての責任を果たしていた。

 試合後に「神戸戦については特別な思いがあるのではないか」との質問を受けたマルシーニョは「チームとしてもすごく、このゲームに集中していましたし、個人的に監督と何かあったというところは特にありません」と和解済みであることを説明。その上で、清水戦での行いを次のように振り返っている。

「こないだのゲーム(清水戦)で言えば、ここまでずっと個人的なところでゴールも取れていなかったですし、個人的な結果がなかなか出ていなかったので。正直そこに対しての、自分への怒り、自分へのストレスというところを感じていました」

 実際にマルシーニョは清水戦までのリーグ戦9試合全てに出場。ノーゴールと結果が出せていなかった。また、10試合目となる清水戦も結果的に得点できておらず、そうした自らへの憤りがああした形になってしまったのだという。

 だから「あのようなところで個人的な感情で個人的な部分であのような態度をしてしまった」ことを反省。それについて「監督、チームの関係者全員には謝罪をしました。自分の思いというところをちゃんと伝えた」とのこと。

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