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Jリーグ 8か月前

主力固定化? Jリーグ、クラブ別起用選手数ワーストランキング1〜5位。最も少なかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:サンフレッチェ広島


【写真:Getty Images】

トップチーム登録人数:31人
今季J1リーグ出場選手:20人
J1リーグ順位:10位(5勝2分3敗)

 クラブ別起用選手数ワースト2位となったのは、サンフレッチェ広島である。昨季白熱の優勝争いを演じた強豪は、今季ここまでJ1で20人の選手を起用している。

 今季の広島はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に参加していたため、いわゆる控えメンバーはアジア勢との戦いで経験を積むことが出来た。一方、J1ではメンバーがかなり固定されており、今季出場した20選手のうち、半数の10人が全試合出場を記録している。

 全試合フル出場を記録している選手は、大迫敬介、佐々木翔、荒木隼人の3名だが、1トップのジャーメイン良、中盤の川辺駿も800分台後半とほぼフル稼働状態だ。この2選手のポジションはスプリントも多く疲弊しやすいため、酷使が続くと、負傷の心配もより大きくなってくる。

 とくにミヒャエル・スキッベ監督のサッカーは強度が高く、攻守におけるハードワークを欠かすことはできない。ACL2参戦に加え、上記した主力メンバーの固定化による疲労の影響もあってか、ここ最近は勝ち点を落とすことも多く、10試合消化時点で10位とらしくない位置につけている。

 ここから、夏の酷暑がやってくる日本。広島は、ここから浮上できるのだろうか。

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