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【写真:©KAWASAKI FRONTALE】
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝へ長谷部茂利監督が抱負
川崎フロンターレは現地時間4月30日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝でサウジアラビアの強豪、アル・ナスルに3-2で競り勝ち、初の決勝進出を果たした。長谷部茂利監督は試合の勝因を振り返り、5月3日に行われる決勝、アル・アハリとの対戦へ意気込みを述べた。
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「大変難しいゲームではありましたが、選手たちが自分たちの力を100%出すことができました。失点してしまったのでそこを防ぐ部分は足りなかったですが、得点を取って選手たちが躍動してくれました。そこにきょうのゲームの勝因があったと思います」
長谷部監督は、終盤の猛攻を耐え忍んで勝ち取った試合をこのように評した。川崎は3日前の準々決勝でアル・サッドと延長戦までもつれ込んだ死闘を3-2で制していた。激闘を戦い抜いた選手をフルタイムで出すのは難しいと判断し、準決勝は先発を5人入れ替えて臨んだ。
長谷部監督の頭の中には、自分たちがアル・ナスルに勝つための方法が浮かんでいた。「点の取り方、ボールの奪い方、相手をプレーさせない。わかりやすい例としては相手の11番(MFマルセロ・ブロゾヴィッチ)にプレーをさせない、そういうことができたと思います」と相手の中心選手を警戒したうえで、若手の2人、19歳のFW神田奏真と20歳のMF大関友翔を先発に抜擢した。
「11番の選手をプレーさせないという守備面と、(大関と神田は)攻撃の上手な2人なので点を取ってこいということで、前半に両方達成したと思います。そういう意図と期待と、またそれに応えたプレーでした」と起用の意図を話したが、それが見事にはまった形だった。
ポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルを撃破した川崎。決勝は現地時間5月3日。中2日というタイトな日程の中、サウジアラビアのアル・アハリと対戦する。
「決勝に向けてまたサプライズを起こせるように、戦術戦略を練りたいと思います。簡単に勝てるとは思っていないので。10回やって1回勝てるかもしれないと。その1回を決勝戦に持っていきたい。そんなふうに考えています。サプライズを起こしたいと思います」と準々決勝で勝利の糸口を見つけたように、決勝も再び勝利をたぐり寄せるつもりだ。
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