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Jリーグ 3週間前

悔しい失敗の経験があるからこそ。山口瑠伊は川崎フロンターレのために何ができたのか「自分の能力だと…」【現地取材コラム】

シリーズ:コラム text by 江藤高志 photo by Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝が現地時間27日に行われ、3-2で川崎が勝利した。延長戦にもつれる激闘を演じた川崎のゴールマウスを守った山口瑠伊は、自らのミスを悔やみながらも目の前の仕事に没頭した。その複雑な胸中を本人が明かす。(取材・文:江藤高志【サウジアラビア】)

自らのミスだと認めた川崎フロンターレの1失点目

川崎フロンターレGK山口瑠伊
【写真:Getty Images】

 勝利した試合を「嬉しいですし、正直ホッとしました」と振り返る山口瑠伊は、1失点目がミスだったと自ら反省を始めた。

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 4月27日にサウジアラビア・ジェッダで行われたACLEファイナルズ、準々決勝でカタールのアル・サッドと対戦した川崎は、開始4分にエリソンのゴールで先制。幸先よく試合を始めていたが、そんな9分に同点ゴールを喫してしまう。

 きっかけはその直前のクラウジーニョの強烈なミドルシュートで、これを見切った山口がマイボールで始めた縦パスが上手く繋がらなかった。エリソンへのパスをカットされたボールをシンプルに繋げられ、ワンツーパスで抜け出したパウロ・オタヴィオがシュート態勢に。

「ニアはキーパーの仕事なので。しかも正面あたりに来たボールなので」

 そうオタヴィオのシュートを説明する山口の脳裏には、この瞬間に二つの選択肢が浮かんでいたのだという。

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