PK戦についての話については続きがあり…
ちなみに25日に口にしたPK戦についての話については続きがあり「PK戦にならないように。その前に、しっかり勝って終わりたいですね」とも話していた。PK戦が好きだということと、勝利の可能性を少しでも高めることの間には、当然大きな壁があるということ。
1失点のミスを試合中に切り替え、2失点目のあとには大声でチームメイトを鼓舞。そうやってわずかでも勝利の可能性を高めようと奮戦した山口のプレーもあり、延長戦の末に川崎が準決勝進出を決めた。
最後に、アル・サッドにはスペインのエストレマドゥーラ時代にチームメイトだったラファ・ムヒカが所属。そのムヒカとは、試合後には話すことができなかったと山口。
「試合が終わってからは話せなかったので。ドーピング検査もありましたので」
ちなみにムヒカと山口は、ACLEファイナルズの組み合わせ抽選会を、メッセージをやり取りしながらライブで見るほどの仲だとのこと。また、サウジアラビア入りしたあとも「いろんな話をした」とのことで、「次のゲーム(準々決勝)で勝った方が、優勝してほしいねっていう感じで」エールを送りあっていたと言う。そんなムヒカから思いを受けとった山口に、また一つ優勝へのモチベーションが増えている。
(取材・文:江藤高志)
【Amazonギフトカードのプレゼントあり】アンケートへのご協力をお願いします
川崎フロンターレの記事一覧はこちら!
あの日、吐露した悔しさ。高井幸大は変わった。「あいつもたくましくなって…」川崎フロンターレを鼓舞するリーダーに【コラム】
【全試合日程・放送予定】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25
【了】